1歳半頃の子どもは日々成長をしていくので驚きます。最近、娘が急にかんしゃくを起こすようになりました。ふと昔読んだ本に対処法方が書いてあったことを思い出したので備忘録を兼ねて紹介をします。昔読んだ本全体のレビューはこちら↓
すっかり本の内容を失念していた頃にかんしゃくが来ました
かんしゃくを安全に起こさせてあげるという発想
参考にしたのは子どもの「いや」に困ったときに読む本↓
<要約>
自我が育ち始めた1歳から2歳の子どもはこうしたいという欲求を持てるように大脳が発達した分、思い通りにならないと小脳から怒りのエネルギーが放出される。これが1〜2歳児のかんしゃく。
これは一時的なものであるし、かんしゃく自体は悪いことではないので悪循環にならないように正しい対処をすることが大切
以下が対処の具体的な方法
- 子どもがかんしゃくを起こしたら、まず子どもの主張を受け入れる(〜が嫌なんだったんだよね〜だから怒ってるんだよね〜と声がけと共感)。この時、大人の理屈を言って子どもに言うことを聞かせようとするのは逆効果。子どもは雰囲気で自分の主張をわかってもらえないと察し、もっと暴れてしまう。
- 安全にかんしゃくを起こさせ怒りのエネルギーを発散させる。この時、子どもは興奮状態にあるので無理やり抱っこなどをしても危ないだけ。大人は子どもを安全な場所に連れて行き焦らずゆとりを持って見守る。
- 興奮状態がちょっとおさまったところで抱っこをし「嫌だったんだよね」と声がけと共感。水を飲ませるなどして落ち着かせる。
*かんしゃくの間に叱責を与えてしまうと子どもがそれに反応して激しいかんしゃくを繰り返す→学齢期まで続くまたは親の前だけおりこうになって裏で他人に意地悪をして怒りを発散するようになるので注意
娘のかんしゃくが起こるタイミング
・自分が本を持ってきてたのに満足行くまで読んでもらえなかった
・スーパーでものをカウントしていたのに付き合ってもらえなかった
・外に出れると思ったのに引き返された
・みかんが見えるのに食べさせてもらえなかった
・パパがいつもの帰宅時間に帰ってこなくて遊んでもらえなかった
などなど・・・今のところ比較的わかりやすいです。
この対処法の効果は?
この本の存在を思い出すまでは、びっくりしてすぐに抱きかかえてしまったり、どうしたの?と驚きながら聞いてしまったり、おもちゃで気をそらしたりなどなどちょっと違う対処をしてしまいました。
そうするとえびぞりになって暴れる、顔を引っ掻く、さらにかんしゃくが酷くなるなど逆効果・・・!1時間ずっと泣かれてぐったりだし妊娠中だからお腹も張るし・・・ろくなことないー。
この本の存在を思い出してから上記の方法で対処すると娘の場合は20分くらいで治ります。あとは対処の流れが決まっていてそれをやるだけなので自分もあまり疲れません。
ただ、かんしゃくを爆発させないといけないのでやれる場所が限られてしまうような・・・オーストラリアだと比較的、どこでも出来るけど(でもOh..Poorみたいな目では見られるw)、日本だと出来る場所が限られるなあ・・・と思いました。
もちろん、子どもによってこの方法が合う合わないはあると思いますが、ちゃんとしたw専門家のオススメする方法なので試す価値はあると思います〜。(もうとっくの昔に試して効果無かったよ!という方はごめんなさい。)