いつの間にか子供が遊び感覚で楽しみながら英語を覚えて話す…そんな風になればよいですよね。我が家でも6歳と4歳児が毎日のように自分でお気に入りのチャンネルを選んでyoutubeをテレビ画面で見ています。長女が生まれてからオーストラリアで4年過ごしたこともあり（その間に長男が生まれました）、せっかく見せるなら英語のものを…それが我が家のマイルール。この記事ではそんな我が家でよく見ているチャンネルを紹介していければと思います。2回目は初回とは毛並みを変えて少しマニアックなところをということでbananas in pyjamas(バナナインパジャマ)です！
bananas in pyjamas（バナナインパジャマ）がオススメの理由
・明るいキャラクターたちが大きなリアクションを取りながら会話をする描写が多いので英語が聞き取れなくても飽きずに見てくれる（我が家の下の子が最初そうでした）
・英語は比較的ゆっくりですので最初に英語のアニメを試してみる際の選択肢としてオススメです
・フレンドリーにお互いを助け合う描写も多く、子供たちに基本的には良い影響を与えてくれそう
・敵役をやっつけるなどの暴力的な表現がない、強いて言えばねずみさんが悪役になる話が多いですが、ほとんどの場合話の最後には反省して仲直りする描写で終わります
・オーストラリアが原作のアニメですのでオールトラリアらしい描写（例えば主役のバナナ兄弟とネズミがサーフィンする描写や登場キャラクターの中にカンガルーがいるなど）も多く、アメリカやイギリス系以外のnative作成のアニメとして少し違った価値観に触れられる
日本語版もNHKで1990年代前半に放送されていたようで知る人ぞ知るくらいの知名度は日本でもありそう。
Peppa Pig同様に子供にある程度の時間を見せていても親としても罪悪感をあまり感じないのがこのチャンネルをお勧めできる理由です！
bananas in pyjamas（バナナインパジャマ）の内容とこれまでの歴史
主役はお揃いの青と白の縞々パジャマを着ている双子のバナナ兄弟"B1(ビーワン)"と"B2(ビーツー)"です。
魔法の世界にあるカドルスタウンという町で、3匹のくまさん（モーガン、ルールー、エイミー）や雑貨店を営むネズミさん（ラット・インアハット）、カンガルーさん（トプシー）といった近所の仲間と様々なトラブルを解決いくストーリーになります。
双子ならではのB1とB2の軽快な掛け合いが魅力の一つで、例えば
Are you thinking what I am thinking B1? I think I am B2…It's party time!
（僕が今考えていることと同じこと思ってる、B1? たぶんね、B2…パーティーの時間だ！）
のように息のあったところ見せながらテンポよく話を展開していってくれます。
1992年にオーストラリアで公開されたのをきっかけに、全世界的に展開されたbananas in pyjamas。
これまで6シーズン、300話を超える話が公開されています。
残念ながら新作の製作は2001年を最後に終わっており、今youtube上で見ることができるのは基本的には2011年以降にリメイクされたCGアニメ版となっています（チャンネルの再生リストから原作版を見ることもできますが、絵がどうしても古いのでオススメはしません）。
全ての話がリメイクされたわけではなく、3シーズン、156話分のようです。
残りのお話がリメイクされれば私たちにとっては新作みたいなものですが、残念ながら望み薄というのが現状のようですね…。
bananas in pyjamas（バナナインパジャマ）をyoutubeで見る際の注意点
公式チャンネルの動画投稿は2019年末を最後に今はされていませんので、残念ながら新作の更新は望めません。
過去動画を見終わってしまったらそれまでというのは少し寂しいですが、動画自体は300本以上投稿されていますのであまり気にしなくても良いのかなとは思いますが…。
12分程度の動画の組み合わせが投稿されていますので、話のキリが良いところまで見せると考えると少し長めかもしれませんね。
コミカルな描写とセットですので個人的には気になるほどではないかなと思いますが、少し口が悪い描写もあるにはありますので（例えばThat's silliest idea I've ever heard (それはこれまで聞いた中で最も馬鹿げたアイディアだ)、You're lazy(怠け者め)等）、そのあたりが気になる方は子供と一緒に見てみてご判断いただければと思います。
今回はおすすめyoutubeチャンネル紹介の2回目ということで少しマニアックですがBananas in Pyjamasを紹介させていただきましたがいかがでしたか。
幼少期をアメリカで4年を過ごし、社会人になってからも基本的に外国人上司の下で働き、オーストラリアで4年間の駐在を経験。毎日英語で仕事をしている筆者が自分の子供たちに見せている英語チャンネルを今後も紹介していければと思いますのでよろしくお願いします！
