ついに未知の領域である35wに入りました!!!もうすぐ出産できる(解放される)喜びとともに出産への不安もむくむくと。
メリット
新型出生検査(NIPT)・羊水検査などを格安で受けられる
これが海外で出産する一番のメリットと考えられると思います。まあ私は受ける度胸がなかったのでメリット受容してないですが、第一子をこっちで出産した駐在妻は普通に第一子も第二子も受けていました・・・しゅごい。
日本だとNIPTと羊水検査ってそれぞれカウンセリング込みで20万円くらいなんでしょうか?こちらだと2万円ちょっとで受けられますし、希望すれば誰でも受けられます。
しかも私も知らなかったのですが、海外のNIPTって技術がめちゃくちゃ進んでたんですね・・・こんなに情報量があるそうです。(以下、FMC東京院長室ブログより抜粋)
1. トリソミー
21トリソミー、18トリソミー、13トリソミー
2. X, Y染色体の異数性
Xトリソミー、Xモノソミー(ターナー症候群)、XXY(クラインフェルター症候群)、XYY
3. 欠失症候群
5p-症候群、1q36欠失症候群、22q11.2欠失症候群、7q11.23欠失症候群(ウィリアムス症候群)、17q21.31欠失症候群、17p11.2欠失症候群、15q11.2欠失症候群(プラダー・ウィリー症候群、またはアンジェルマン症候群)、18q欠失症候群、4p-症候群
4. 性別判定
もうちょっと今の主治医から話を聞いとけばよかったかもと後悔しています。当時はトリソミーでも産むんだ!という気概がすごかった私に対して、主治医は「情報量がすごいから自分が知りたくないことまで知ってしまうかもしれないのでもちろん受けないという手もあるよ」言われていました。
海外だとわかるのはトリソミーだけじゃなかったんですね・・・。主な染色体異常はほとんど網羅しているのでは。日本だと臨床試験扱いらしいのでトリソミーくらいしか見ないっぽいですね。詳しくはこちらのブログで↓
drsushi.hatenablog.com
無痛分娩がスタンダードの国も多い
日本だとあまりメジャーではないですが、私の済んでいるオーストラリアとイギリスでは約9割以上、アメリカでは約6割、フランスでは約8割、アジアではシンガポールで16%、香港で9%、台湾で9%の妊婦が無痛分娩を選択しています。
特に割合が多い国では分娩数が日本と桁違いなのでより体制が整っており24時間の無痛分娩が可能です。もちろん他の分娩方法を選ぶこともできます。
日本のように謎のプレッシャーもなくごく自然に選択できるのはメリットかと思います。
国によっては子どもにその土地の国籍がもらえる
アメリカ・カナダなどが有名ですが出生地主義の国はその土地で出産をすると、子どもは自動的にその国の国籍がもらえます。ブラジル、アイルランド、グレナダ、ザンビア、タンザニア、パキスタン、バングラデシュ、フィジーなどもそのようです。
特にアメリカ・カナダ国籍がもらえるのは正直羨ましいです・・留学・就職で圧倒的に有利ですからね。日本がいきずまった時に家族で簡単に脱出できますしw
日本で治験中の早産防止の薬が使える
もう散々言いつくした感があるのでここでは割愛
デメリット
デメリットも沢山ありますよー・・・これらに今怯えています。
産科医療補償制度が受けられない
産科医療補償制度とは分娩に関連して発症した重度脳性まひの子どもと家族の経済的負担を速やかに補償する制度です。確率が低いとはいえ、分娩中の事故は起こってしまいますからね。海外での出産だともちろんこの制度は利用できません・・・。
新生児医療のレベルが日本より低い
日本の新生児医療は世界トップレベルなので、日本以下の治療しか受けられない可能性が高いです。オーストラリアは乳児死亡率が日本の3倍くらいと聞いた気がします。
それに加えて日本だとどんな状況であろうと絶対命は助ける!みたいな風潮があるのですが、海外だとけっこう医者に諦められてしまうそうです・・・日本だと助けてもらえる命でも海外だと助けてもらえないことも多くあるようです。
文化や言語が違うので戸惑う
私は出生診断でまず早々に文化の違いにつまずきました。それから超音波の検査などで専門的な用語を解読するのにかなり苦労しました。出産のときも、夫についてもらえるとはいえ、大丈夫かしら・・・と少し不安です。
産後食がくそまずい
日本の産後食ってすっごく豪華で美味しいですよね。海外は本当に普通またはそれ以下の入院食が提供されます。
<昼ごはん>
<朝ごはん>
これで母乳を出せと・・・?そもそも日帰り出産もありうるのでそんなに力を入れてないのかもしれませんが。
出産頑張ろう!!!
つらつらと書きましたが、もうすぐ臨月!出産をなんとか頑張って乗り切りたいです♩
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