数日前からナーバスになり、悪夢まで見た後期胎児スクリーニングを受けてきました。ここで大きな病気や障害が見つからなければ、産後すぐにNICUに駆け込むような緊急事態はほぼ起きないと言われています。
2018年出産後の追記もあります!

けっこうナーバスになっていましたね・・・
超音波検査項目
中期とほぼ同様の箇所を見ていたと思います。でも、日本の後期胎児スクリーニングほど細かく見ていなかったような。オーストラリアでは後期の胎児スクリーニングはあまりメジャーじゃないせいでしょうか。
主に、脳、脳室系と脳室周囲の状態、小脳、心臓の4つの部屋と弁の動き、鼻骨・上顎・下顎の骨の発育、背骨、脊髄、手・足・腎臓を観察していたと思います。前回の中期胎児スクリーニングで脳室が大きめ、二つの腎臓のはれ、脊髄の指摘があったため、そこを特に念入りに観察をしていました。
今回のスクリーニングの結果
脳室は縮小したようです。脊髄の指摘は無くなりました。腎臓はまだ左だけ尿の流れが悪いらしいのですが、男の胎児には良く見られるらしく99%大丈夫だろうとのことです。
全体的に結果が良好だったようで主治医はかなり安心していた様子でした。初期胎児スクリーニングの結果がよくなかったのに、出生前診断を受けないと拒否した妊婦だったのでずっと心配だったのでしょう・・・すみません・・・。とはいえ、前回もボーダー内ばかりだったし、そこまで結果は悪くなかったような気はしているのですが。
その他の話
胎児スクリーニングのついでに日本と同様に頭の大きさ、太ももの骨の大きさなどなども測定します。こちらだとあまり超音波検査を行わないのでそこらへんは情報が入手できてお得です。
大きさ
30w相当の1450gビッグボーイで、なんとオーストラリア人の平均より大きいみたいです。そしてオーストラリア人のデータで見ると頭が平均より大きめ・足の長さが平均より短めという、すでに人種の差が出ていたような・・・。こちらの赤ちゃんは生まれたての時から明らかに頭が小さくて手足が長いんですよね。
子宮底長も26cmと前回の出産直前の大きさよりも大きくなっていました。あと正産期まで10週近くあるので恐ろしいです。
子宮頸管
子宮頸管もリスクあり妊婦なので特別にはかってもらいました。現在は35mmで週数からいくとやや短め・・・子宮口は閉じているので大丈夫とのことですが、内子宮口の入り口付近がややすり鉢状になっていたのは気のせいだろうか・・日本だと切迫早産なりかけだと注意されるんだけど?
産婦人科医のブログであるこちらにも詳しく書いてあります↓
オーストラリアではあまり切迫早産になる妊婦がいないので、あまり見ていないのかもしれません・・・そもそもビッグボーイだしお腹の張りも増えてきたしうーん不安・・・。
まだ逆子
まだ頭が左上にある逆子です。こちらだとこの週数の25%の胎児は逆子とのこと。34wまで逆子の場合、こちらでも外回転が出来るらしいのですが、私の子宮が特殊な形をしているため、出来るかわからないそうです。せっかく無痛分娩が出来ると思っていたのに帝王切開になるのは嫌だな・・・。
血液検査
妊娠糖尿病の検査と血液検査の結果も合わせて返ってきました!が、難しい単語をバーーーーーーっと言われた後にall goodで終わってしまいました。大丈夫かな???
あとは早産にならないようにするだけ
これまでいろいろありましたが、もう私に出来ることは早産にならないようにリラックスをして安静にするだけです。どーんとこい!!!
追記
現在、32wですがとりあえず順調に妊娠は経過しています。もうここまできたら産まれたらほぼ100%生存しますから、親としては全てを覚悟しなければいけません。
最近出版された本で出生前診断について丁寧に書かれたものがあります。あーこれ受ける前に読んでおきたかったよ・・・と思いました。
内容は出生前診断はどのようなものか・何がわかるのかと言う基本的なところから、それぞれ出生前診断を受けた人のインタビュー(これがちゃんと考えがバラバラの人を集めてあって参考になる!)、出生前診断のための遺伝子カウンセリングのことなどなど。
これまでも出生前診断についてはたくさんの本が書かれてますが、ちょっとかためであったり、あまり妊婦が主体ではない話が多かったりでした。まずは受けようか悩んでいる人はとっつきやすいこちらから読むことをお勧めします。
後日談
2017年12月に無事出産をしました。その結果はこちら↓
ぜひ読んで頂けると嬉しいです。