育児と食

メイントピックは現在の妊娠のこと、オーストラリアでの育児について書いています。第一子の切迫早産の辛い入院体験記、34wで生まれた早産児の成長記、妊活についても書いています

つわりの軽減にビタミンB6(薬・サプリ)が効くって本当?

現在、妊娠も9週目に入り、絶賛吐きつわり中(+ひどい頭痛)です。前回の妊娠の時はつわりがかなり軽く、しかも食べつわりと眠気だけだったため、今回の予想を超えたつわりのつらさを体験中です。

つわりが本当にきついよ・・(涙)

え、前回軽かったじゃん、今回もたいしたことないんでしょ?口だけでしょ?

(妊娠ごとにつわりの重さが違うの知らないのかよ)

切迫早産中の時に愛読していた診療ガイドライン

前回の妊娠では切迫早産で2ヶ月間重度の安静を強いられていたため、時間がたっぷりありました。

 

atenami.hatenablog.com

 

そのため検索魔だったのですが、医療関係のweb記事は正直、質がピンキリなので慎重に読まないといけません。なので、医療の記事は時間があったら病院や医者向けのガイドラインを探して読むようにしています。探し方は簡単で「調べたいこと pdf」で検索すれば、比較的ちゃんとした文章を探すことができます。

妊娠・出産に関してはこの産婦人科医用のガイドラインを読んでいました。正直、難しいです。生理学を勉強していないとついていけないかも。(私は大学でちょっとだけ勉強していました)

産婦人科 診療ガイドライン ―産科編 2014

http://www.jsog.or.jp/activity/pdf/gl_sanka_2014.pdf

 

つわりにビタミンB6が有意に効くのか

ここでは主につわりではなく悪阻の対策が書いてあるのですが、ビタミンB6を摂取することで嘔気度が下がっているというアメリカの論文があると紹介されています。1995年に発表された論文では嘔気度合いが下がっていることが有意に認められました。嘔吐回数は有意差はなかったのですが、P値0.55ならオマケ(差があるってことに)してくれよというかんじです。アメリカではビタミンB6の摂取はメジャーなつわり対策のようです。

ただ、2010年に発表された論文では効果が明示されていないとのこと。原本の論文を読まないとよくわからないのですが、効果のメカニズムが解明されていないのかなと推測しています。それもあり、日本ではそこまでメジャーなつわり対策ではないようです。よってwebで検索しても上位には情報が来ないかもしれません。

日本以外ではつわり対策にビタミンB6を使うのはメジャーなようだよ

(以下 原文引用)

妊娠初期妊婦 342 名を pyridoxine 30mg!3× 5 日連 続経口服用群とプラシーボ群に無作為割り付け.投与前日と投与中 5 日間での,自覚的嘔気度合と嘔吐 回数とを pyridoxine vs プラシーボとで比較.その結果,pyridoxine 群では,自覚的嘔気度合が有意に (p=0.0008)改善された.嘔吐回数も減少したが,有意差までは示されなかった(p=0.0552)4). ACOG の bulletin2)では,pyridoxine 投与は推奨レベル A と記載されている.しかし,その後の再メタ アナリシスでは pyridoxine のこの効果は明示されるまでには至っておらず1),本ガイドラインでは推 奨 C とした.

 

妊娠中にビタミンB6を摂取しても大丈夫?

妊娠中のビタミン摂取は考えるのが大変

妊娠中は時期によって取らないといけないもの、取ってはいけないもの、どっちでもないものがごちゃごちゃ複雑ですよね。葉酸は妊娠初期には取らないといけないですが、中期ではあまり取らない方が良かったり、ビタミンAは初期から過剰に取らないようにしないといけなかったり、ヨウ素は適量取らないといけなかったり。

妊娠中は気にしないといけないことが多すぎるよー

情報もたくさんあるし、本当に妊婦さんは大変だ!

web上にまとめ記事が存在するのですが、検索上位のものはほぼアフィリエイトサイトなので、信頼性にかける場合が多いです。参考にする場合は医師または学会の監修のついた本を読むことをお勧めします。ただ、筆者は市販の本でまとめてくれているものを見つけられていないので、前回の妊娠の際に産院でもらった、日本産科婦人科学会監修の冊子を参考にしています。

ビタミンB6は結局どうなのよ

ビタミンB6は水溶性ビタミンのため、過剰摂取しても基本は尿で排出されます。ただ、過剰摂取が長期間続くと神経症を発症したという事例もあるため、ちゃんと上限値を調べてサプリメントは摂取する必要があります。この概念を理解が出来ない場合は安易に手を出さない方がよいかと思います。(医師や薬剤師にちゃんと確認してくださいね!)

ビタミンB6の摂取上限値は厚生労働省が発行している「日本人の食事摂取基準(2015 年版)の概要」で調べました。

http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10904750-Kenkoukyoku-Gantaisakukenkouzoushinka/0000041955.pdf

30歳から49歳の女性の場合(妊婦を含まない)は

必要量 1.0mg

推奨量 1.2mg

耐容 上限量  45mg

とされていました。

amazonでよく売れている妊婦向けサプリメントでは

 

 

ビタミンB6が 1.4mg配合されていましたので推奨量が意識されていますね。

食品会社勤務のため厚生労働省のデータはよく確認していたのですが、このデータって妊婦を含んでいないのですよね。というわけで、頑張って妊婦向けのデータを探し出しました!

長くなったのでまた次回ご紹介します。

 

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